コルプ in 'high fashion'

またまた雑誌「high fashion」にダンサー起用。今度は話題のイーゴリ・コルプと聞いて早く見たかったのだが週末から出かけていてやっと今日書店に。今回の表紙は他のファッション誌に埋もれて見つけにくかった。
う〜ん、今度はたった2ページだし、モノクロ。「グレーのシルクシャツ、ブラウンのシルクパンツ、シャツと同素材のタイ、ライトグレーのパテントレザーのデッキ・シューズ」という記述から色を想像するしかない。ランバンの実物商品を見る機会もなさそうだし。でもランバンを着たコルプは素敵。そこらのモデルより存在感があると思うのは単に私がバレエ・ファンだからだろうか。普通の人から見たらどう見えるのか、知りたいような。写真もそれ自体としてはモノクロで十分素敵だと思うが。
もう一枚はお手頃な感じのミハラヤスヒロの白のコットンシャツと黒のコットンのパンツ。こちらはモノクロでそのままなのだろう。DDDのルジさんのインタビュアーと同じ桜井多佳子さんの文による紹介記事からも、タイトル通り「パーソナリティを感じさせるバレエダンサー」のコルプが感じ取られる。
が、この雑誌を買っても、この記事を書いていても、ルジさんの時ほどモーチベーションが上がらない自分が自覚できすぎるのが淋しいな〜(笑)
思わず(奇しくもちょうど1年前)去年の4月号のhigh fashionを取り出して見てしまった。あ〜、素敵!でも切ない。(バカだ〜) やっぱりこれは永久保存版だ。2冊買っておけばよかった。(なんて、言っても詮ないことを)
ダンサーつながりで上野水香の写真もある。こっちは4ページも。彼女に関しては何も言う気はないが、ひとこと、このヘアスタイルはどうなのよ。(仮にもこの雑誌に写真を出すからには...以下自粛。というか、スタイリストがいるはずだから彼女の責任ではないはずなのだが)
ダンマガ3月号

25日のレニ国「ドンキ」の会場で先行販売されていたが、表紙のかっ跳びコルプがもの凄くカッコイイ!
マントの地模様などもよく出ているし、彼の伸びた爪先ったら。バックのチャコール・グレイが効いて渋くてお洒落な仕上がりになっている。ダンマガ久々のヒット、という出来だ。私は定期購読になっているので、帰宅すれば来ているはずだから買わなかったが、中味はしっかり下見してきた。
ああ、それなのに。配達されたのは28日だった。土日をはさんでいるとはいえ、郵便ではなく宅配便で届くはずなのに。
彼のインタビューのタイトル「二つ返事で引き受けたアブデラフマン」は下見で見ていたけど、会場で記事を長々読むわけにはいかなかったので、早く読みたかったのだ。
で、面白かったのが、
「アブデラフマン役は思いがけないオファーでした。というのは、いままでの自分のイメージとは違う役柄だったからです。これまでは王子や貴族などいわゆる良い人の役を踊ることが多かった。」 確かにそうね。何と言ってもマリインスキーのプリンシパルなんだから。ていうことは、マリインスキーでもアブデラフマンは踊っていないのね。
「でも、今回は悪役。とても面白そうだと思い、すぐにお引き受けしました。自分に似ている役というのは、演じやすい。」 ここまで読んで、悪役が自分に似ていると言うのかと思ったら、「でも自分とまったく違う役を演じる場合、その役の部分を自分のなかに発見する作業をしなくてはいけない。そういう点にも面白さを感じています。」 ギャハハ、君は自分とまったく違う役だと認識しているわけね。 確かに、コルプって、顔は悪人顔だけど(ごめんなさい)、マリインスキーでは常にノーブルな王子様だものね。
でもね〜 そういう悪人的要素、なきにしもあらず、だと思うのよね。少なくとも雰囲気は持っている。もちろん、中味はきっとすごくいい人なんだろうと思うけれど、悪役も絶対似合うと思う。ていうか、もうすでにキエフの「ライモンダ」公演で証明済み。(笑)
まぁ、彼は踊りのノーブルさが認められてトップのプリンシパルになっているのは良かったと思う。ルジさんでさえ、マリインスキーでは最初ドゥミキャラだと思われていたそうなのだから。でも、コルプの方がドゥミキャラ的要素を持っているように思う。あのルジガラでのパクリタルの「白鳥」や、「マラキ」、一般の人はあまり見てないかもしれないけど、ルジファンは見逃していませんよ。でもきっと彼もいつものお行儀のいい王子様役よりも楽しんで踊っていたように思う。ハジケていたもんね〜(笑) だから、ルジさん降板のアブデラフマンの代役が彼になっても、誰も文句は言わなかったのだと思う。というより、今いったい他の誰が代役を務められただろうか?彼のアブデラフマンなら見てみたい、と思わせてくれたものね。尤も、私は1枚分はチケット払い戻ししてもらったけど、平日でなかったら、さらに仕事の繁忙期でなかったら、2日とも見ていたかもしれない。
マリインスキーというところは、容姿よりも技術を優先させるようだからね。(当たり前なんだけど。逆だったらおかしいものね) と、ひどいこと言っているけど、コルプは決して嫌いではない。彼の踊りを初めて見たのはいつだったのだろう?
2000年の来日公演の時は名古屋でザハロワの「白鳥」を見たきりだったので、東京公演は全く知らないが、NHKBSで放映されたのは、グメローワ&コルプの「白鳥」だった。グメローワも地味なタイプなので、この時のビデオは録ったが、ほとんど見ていない。
2003年はルジさん始め、ケガ人続出だったが、コルプは来日していたかどうか記憶さえない。ラトマンスキー版の「シンデレラ」の王子にはキャスティングされているから出ていたのだろうか? この年はこの演目はパスしてしまったので、06年のヴィシのベネフィスでの「シンデレラ」の王子しか記憶はない。この年の「白鳥」は東京と名古屋で見ているけれど。DVDの「薔薇の精」がもしかして初コルプだったのだろうか。ずいぶん若い頃の彼だけど。 う〜ん、昔のプログラムを発掘しないとわからないわ。
ともかく彼には応援モードなんだけど。

で、DDD3月号の表紙も彼なんだわね。こちらはインタビューはないけど。現代の若者のままのコルプもやはりカッコイイ。DANZAのカバーも彼ということだし、今最も注目のダンサーというわけかな。
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