マリインスキー・バレエ 「眠れる森の美女」  名古屋公演

11月21日(土)  PM3:00〜  愛知県芸術劇場大ホール

<キャスト>
オーロラ姫: ディアナ・ヴィシニョーワ
デジレ王子:  イーゴリ・コールプ
国王:  ウラジミール・ポリョマノフ
王妃:  エレーナ・バジェーノワ
求婚者:  コンスタンチン・ズヴェレフ、 マクシム・ジュージン、 アレクセイ・チモフェーエフ、 デニス・フィルソーフ
リラの精:  エカテリーナ・コンダウーロワ
優しさの精:  マリーヤ・シリンキナ
元気の精:  アンナ・ラヴリネンコ
鷹揚さの精:  エレーナ・ユシコーフスカヤ
勇気の精:  ヤナ・セーリナ
のんきの精:  ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク
ダイヤモンドの精: アナスターシャ・ペツシュコヴァ
サファイヤの精:  ヤナ・セーリナ
金の精:  アンナ・ラヴリネンコ
銀の精:  エリザヴェータ・チェプラソワ
悪の精カラボス:  イスローム・バイムラードフ
ガリフロン(デジレ王子の家庭教師):  ソスラン・クラーエフ
家来:  アナトーリー・マルチェンコ
フロリナ王女:  マリーヤ・シリンキナ
青い鳥:  マクシム・ジュージン
白い猫:  ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク
長靴をはいた猫:  フョードル・ムラーショフ
赤ずきん:  エレーナ・ユシコーフスカヤ
狼:  アナトーリー・マルチェンコ
子供たち:  バレエ・シャンブルウエスト

音楽:  ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:  マリウス・プティパ(1890年)
改訂振付:  コンスタンチン・セルゲーエフ(1952年)
台本:  イワン・フセヴォロジスキー、 マリウス・プティパ
装置・衣装:  シモン・ヴィルサラーゼ

指揮:  ボリス・グルージン
管弦楽:  ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

マリインスキー来日公演初日を名古屋で迎えるのはあまりないことだと思うが、最近は名古屋での公演が昔と比べて早くなっているので、ひとあし先に楽しめるのはうれしい。 しかも、ゴージャスな「眠り」である。名古屋では実に13年ぶりの上演なのだ。 私は、その96年に見たきりである。

ただ、2004年と2005年に、新国立劇場でマリインスキー版とほとんど同じのを見ているので、結構覚えてはいるが、それでも13年前に見たきりで、細かい所はかなり忘れているので、マリインスキーのDVD(もちろん、レジュニナ&ルジマトフ主演)などを見ながら確認してみた。

今回大きく違うのは、第1幕の最初にある、城の門前で、おかみさん達が編み針を使って編み物をしているのを衛兵に見つかり、死刑になりそうな所を、姫の誕生日ということで国王に許される、という場面がカットされていた。(私もあそこはいらないと思う。余計長くなるし)

それ以外はほとんどセットも衣装も同じだと思う。(ヴィシの衣装は少し違っていたが、主役の衣装はダンサーによって違うのが普通なので)1幕で、ローズ・アダージオの後、白と黒の2種類の衣装の、宮殿の小姓(侍女)達が踊る場面では、子役も参加していた。(個人的にはこの子役達はいなくてもいいと思う)
あと、オーロラ姫の幻と王子が踊る場面の演出が少し変わっていたような? リラの精があんまり絡まない。

ヴィシニョーワのオーロラ姫はどうかな、と思っていたが、テクニックは申し分ないし、もともと王女らしいキラキラ感もあるし、あでやかで美しい王女だった。オーロラ姫は一点の曇りもない生まれつきのお姫様なんだから、それでいいのだ。最近貫禄もでてきたような。(王女というより女王?) 

コルプ王子も、いつものような怪しさは大分薄れ(笑)ノーブルな王子ぶりであった。彼は元来踊りは端正で伸びやかに踊るダンサーだから、決めるところはきっちり決め、申し分ないマリインスキーらしい王子だった。最後のグラン・パ・ド・ドゥでは、ヴィシを軽々リフトし、フイッシュのポーズの代わりに、肩の上にリフトしてアダージオを閉めていた。(でもなんで片手リフトが必要なのかしら。「ドン・キ」じゃあるまいし、王子なんだから〜) 「眠り」の王子は出番が少ないのが残念である。
余分な話だが、プログラムのコルプの写真は羽根付きの帽子をかぶっていたので、コルプに帽子って、似合うの〜?と友人と話題になったが、結婚式の場面で手に持っていただけで実際にはかぶらなかった。

それにしても、最近いつも名古屋はこの二人なんだけど。2年前の「白鳥」もそうだったし。観客は大体同じなんだから、たまには変えてほしい。東京と違って、名古屋の人はキャストを選べないんだから。別にヴィシ&コルプがいやというわけでもないけれど、いろいろ見てみたいのだ。
ボリショイもいつもザハロワ&ウヴァーロフだし。

リラの精のコンダウローワも、妖精のリーダーとしての威厳もあり、美しかった。さすがマリインスキーのソリストである。彼女は結構長身のダンサーだということを知った。

特筆すべきは、カラボスをバイムラードフがやってくれたことである。昨年のオペラ「イーゴリ公」の時のだったん人の踊りも素晴らしかったが、キャラクター的な踊りが得意なダンサーだから、こういう役も似合いそうで、東京の「眠り」では私の見ない日にキャスティングされていたので、残念と思っていたら、名古屋でこんなサプライズがあろうとは! (東京は12月3日のキャストがほとんど名古屋と同じ)

やはり若々しいカラボスだと思ったのは、彼だとわかっているからで、知らずに見れば、よくあるカラボス役のダンサーだと思うかもしれない。 とにかく、目が離せなくて、プロローグにも1幕にも出ることがわかっているので、わくわくして見てしまった。が、2幕の最後、王子が城に到着して魔女や手下の魔物達を剣でなぎ払う場面では、あんまり出ていないようで、ちょっと残念。門扉の模様の幕の間から垣間見るだけなので、私の席はL側寄りだったせいで見えなかったのかもしれない。(東京文化会館だったら、ここはA席よ〜 ぷんぷん)

青い鳥のマクシム・ジュージンは初めて見るし、名前も聞いたことがないように思うが、なかなか可愛らしく、踊りもとてもよかった。いずれプリンシパルになるかも。 白鳥のパ・ド・トロワにも出るようで楽しみである。

シリンキナも、しっとりしたやわらかな踊りをするダンサーで、なかなかいいフロリナ王女だ。東京だとオブラスツォーワもキャスティングされていて、こっちも見てみたいな。(とはいえ、また「ヴィシ&コルプ」で見るのはチョット)

アポテオーズでは、新国立と全く同じで、青ひげと6人の妻や、シンデレラとフォーチュン王子、ロバの皮と王子、人喰いとその妻も出ていた。名前がわからない2組は、多分「エメと前髪」「金色の巻き毛とアヴェラム」なんだろう。衣装も同じだった。 ここの白い猫はしっぽがなかった。また、赤ずきんちゃんの落とした花を、侍従が拾っていたが、一つ拾い忘れ、GPdDの時もあったので心配になった。コルプは蹴飛ばしていたし。(で、余計にセンター寄りに出てしまった)

間奏曲もあって、バイオリンソロが素晴らしく、うっとりしてしまった。が、最後に少し加わる、フルートだかピッコロだかがひどくて、もう少しでせっかくのバイオリン演奏を台無しにしてしまうところだった。
全体には音楽はまぁまぁだったが、やはり時々金管楽器がずっこけそうになっていた。それでも、キエフよりはましだったように思う。特にハープは素晴らしかった。

全体に格調高い舞台で、さすがマリインスキー劇場であると思った。ほとんど全く同じセット、演出、振付、衣装でも、新国立の舞台にはない何かがそこにはあった。それが帝政ロシア時代から続く伝統なのであろう。(逆に言うと、あそこまで再現している新国立もなかなかたいしたものではあるが)
私としてはデフォルトの「眠り」なので、前回の96年よりはまだましな席で見られてよかったと言えるだろう。あともう1回テリョーシキナ&シクリャーロフで見られるのは嬉しい。本当はオブラスツォーワも見たいのだが、(きっと砂糖菓子のように可愛いだろうな〜)フィリピエワの「眠り」も久しぶりなので、そちらを優先してしまった。

上演時間が3時間35分で、やはりちょっと疲れた。
プロローグ:30分--休憩:20分--第1幕:30分--休憩:20分--第2幕:40分--休憩:25分--第3幕・アポテオーズ:45分 (休憩だけで1時間5分もある)

余談1: 1階最後列やや左側の席に、マリインスキーの教師や首脳陣が多数見受けられた。確認できたのは、ルジさんの師、ゲンナジ・セリュツキー先生と、リューボフ・クナコワさん、アクティング・ディレクターのユーリ・ファテーエフ氏くらいで、後はどの人が誰か、不明。

余談2: 今回のジャパン・アーツのプログラムは、¥2,000だが、新国立サイズでコンパクト、ただし、厚さは約1cmで、結構分厚い。写真は多い。

余談3: そのプログラムによると、ボリショイ&マリインスキー合同ガラが来年10月の予定。詳細は来年2月頃発表予定。

余談4: マリインスキーに移籍したという元ミハイロフスキーの、エカテリーナ・エフセーエワはどうしているのだろう。今回の来日ダンサーのリストには名前が出ていない。

キエフバレエ「白鳥の湖」  名古屋公演

11月11日(水) 18:30〜  愛知県芸術劇場大ホール

<キャスト>
オデット/オディール : エレーナ・フィリピエワ
ジークフリート王子 :  セルギイ・シドルスキー
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
ロット・バルト : ワーニャ・ヤン
パ・ド・トロワ : カテリーナ・カザチェンコ、カテリーナ・アライエワ、コスチャンチン・ポジャルニツキー
花嫁候補 : カテリーナ・カザチェンコ、カテリーナ・アライエワ、ユリヤ・トランダシル、カテリーナ・メテルキナ大きな白鳥 :カテリーナ・カザチェンコ、  ユリヤ・トランダシル、カテリーナ・メテルキナ
小さな白鳥 :カテリーナ・アライエワ、 ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、
ヴェニスの踊り :  菅野英男 

指揮:  ヴォロディミル・コジュハル
演奏:  ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

とっても美しい舞台だった。まぁ、席がよかったせいもある。今日は2階最前列センター。ここの2階席は、(いつも言うように)1階後方にあたり(18列目)、1・5mほど高くなっているから、見え具合は最高なのだ。 かつて高円宮殿下も座られたことのある、まさにロイヤル・ボックス。

キエフの「白鳥」は、一昨年びわ湖ホールで見ているが、今回は衣装やセットが変わっていたようだ。 一昨年のエントリーでは「5年前に見たのと同じ、」と書いてあるから、やはり今回リニューアルなのだろう。

幕が開くと、まず美しい紅葉の枠に縁取られて、青い湖の真ん中に島があり、高い宮殿の建物がある。おやおや、このお城は湖の中にあるのかな? ま、そんなことはどうでもいいが、湖がライティングの妙により、水面がキラキラ輝いて、本当にゆっくりと波が打ち寄せているように見える。でも、その手前の庭園のような所には誰もいない。

やがて音楽に合わせて、若者たちが登場する。ドレスが、きれいな淡い水色で、前を少したくしあげた所にバラの花がついていて、とても美しい。上着は白にスカートと同じ水色のビスチェになっていて、腕にレース飾り付き。白い上衣とタイツに金のゴージャスなベストの男性達も加わって、ここの踊りは定番である。

そして黒いベルベットの衣装のシドルスキーのジークフリート王子登場。続いて家庭教師もやってくる。彼も黒いマント風の衣装である。 この家庭教師はびわ湖の時も同じダンサーだったが、とても長身である。きっと、ドン・キホーテなんかの役もやる人なんだろうな。でもカラボスはやりそうもない。

シドルスキーは、体型も立派で、ジャンプも高いし、脚の動きもとても美しい。なかなか貫禄のある王子である。そこへ立派な身なりの男性が剣を捧げて現れる。プログラムの解説によると騎士団の長で王子を騎士に叙任する。 続いて、王妃が登場、王子に誕生日を祝って首飾りと弓矢を贈る。この場面がギュスターブ・モローの絵のように美しい。

友人たちのパ・ド・トロワでは二人の女性は上着が淡い茶色、スカートは地模様のある白のレース。前回は二人のドレスの色が違っていたが、今度は同じ。二人は初めて見るダンサーだがかなり身長が違うのでそれで区別がつく。二人は大きい白鳥と小さい白鳥にも出ているので、背の高い方がカザチェンコで、低い方がアライエワであろう。二人ともなかなか達者に踊っていた。ポジャルニツキーは前回もトロワを踊っていたが、2回ほど回転して5番での着地がどれもうまくいかなかった。前回はどうだったか覚えていないが。

第2場の湖畔の場面になる前に、一度幕が下りる。 それが開くと、森の木の葉はオレンジ色から渋い黄緑色に変わり、紅葉の雰囲気はあまり感じられない。真ん中の島の城の向きが少し変わっていて、王子の居場所が変わったことを表すなど、芸が細かいし、湖の色も夕刻に近づいて変化している。しかし相変わらず水面の動きはちゃんと表されていて感心した。

この場で登場するロットバルトは、ものすごく長身で、脚が長く踊りもなかなか美しい。オペラグラスで顔を見て思い出したが、5月のザハロワ・ガラの時にも出ていたキエフのダンサーだった。ザハロワ・ガラでは、姓と名が反対に、ヤン・ヴァーニャになっていたが。彼はプログラムの写真によると、王子も踊ることがあるらしい。ロットバルトは、王子の背後に回って、王子をあやつるように踊る。どうして王子が気づかないのか不思議なくらいに。

そして、お待ちかねのフィリピエワのオデットは、とても美しく、しっとりと踊っていた。彼女は、ソロのヴァリエーションでも、ザハロワのように頭の上に足がくるほど高く上げるようなダンサーではないが、正当派のオデットという感じで、優雅で、洗練された動きはさすがキエフを代表するプリマである。

が、この湖畔の場面は、フォーメーションがよくあるロシアの版と違っていて、円形や、両サイドに分かれているのが多く、2列に並んだ白鳥たちの間を王子とオデットが通り抜ける、というのがない。せっかくセンターの席なのに。コール・ドが18名しかいないので、そういうフォーメーションにできないのだろうか。人数が少ないので少し寂しかった。マリインスキーではセンターの席が取れなかったし(名古屋では「眠り」だし、東京の「白鳥」もセンターじゃない)、1月のレニ国の白鳥に期待しよう。その割には、この場面のアダージオがとても長く感じられた。 幕開けから続けて70分なので、そのせいだろう。

(休憩20分)

舞踏会の場面のセットもリニューアルされていて、石造りで豪壮な感じの宮殿内。シャンデリアが獅子のような重厚な形なのも、中世ドイツ風である。ここでは、花嫁候補は4人で、クラシックチュチュを着ている。髪の後ろに短いベールを下げているのはあんまりカッコイイとはいえない。が、脚を高く上げて踊るのはやはりクラシック・チュチュならでは。ガザチェンコは美人だし上背があるので、とても目立っていた。いずれプリマになれる素材かもしれない。

花嫁候補に気の乗らない王子の前に、ロットバルトにエスコートされたオディールが登場し、王子は本当にオデットだろうかといぶかしむ場面もあるが、幻惑的な彼女の魅力に惹かれていってしまう様子が見て取れた。

ヴェニスの踊りの菅野さんは、ジャンプが高く、まるで道化の代わりを務めるかのように、とてもテクニカルで軽やかだった。もちろん、彼一人で踊るわけではなく、女性ダンサーも何人もいるが、通例民族舞踊は女性またはカップルが中心なんだけど、この踊りだけは彼がメインだった。(通例はナポリの踊りの音楽) もちろん、スペインの踊りや、マズルカ、チャルダッシュも普通の順番である。
そして、ロットバルトは、ボリショイのグリゴロ版と同じ悪魔のソロを踊る。やはりこのダンサーはとても実力があるのだと感じられた。

キエフのグラン・パ・ド・ドゥはどんな風だったか記憶がなかったが、グリゴロ版と同じで、王子のヴァリエーションは、チャイパドと同じ。実はこっちは(「白鳥」の時は)あまり好きではないが、オディールのヴァリは、グリゴロ版の妖しい音楽で満足。が、コーダではフィリピエワは32回のフェッテではなく、ピケでステージを一周していたのでちょっと驚いた。確か、前回ドムラチェワはフェッテをやっており、しかもダブル、トリプルまで入れる超絶技を披露していたのだ。

かの、プリセツカヤも、(もちろんフェッテはできるのだが)ピケの一周だったから、彼女に敬意を表しているのだろうか、(何しろフィリピエワはプリセツカヤ主催のコンクールで金メダルをとっているのだから)、それともそろそろ世代交代の時期が近づいているのだろうか、と訝しく思った。髪型もプリセツカヤと同じような羽根飾りだし。衣装は黒に赤や金のスパンコールがついて、とてもきらびやかだった。ロットバルトの衣装もスパンコールが派手だった。見る側もやや動揺しているうちに、2幕終了。

(休憩20分)

終幕の白鳥たちの踊りの音楽は、サンクト派で、マリインスキーやレニ国と同じ。しかも、黒鳥達も出てくる。という、私としてはあまり好みでない展開だったせいか、ちょっと長く感じてしまった。時間はほんの20分。王子がロットバルトの羽をもぎ取り、悪魔が倒れて断末魔の苦しみに体を震わせるというパターンで、ハッピーエンドで終わった。

やはり、フィリピエワは黒鳥よりは白鳥の方が似合うのかもしれない。彼女を初めて生で見たのは95年の「眠り」でオーロラ姫、現ABTのマキシム・ベロセロコフスキーがデジレ王子だった。しかし、映像ではさらにずっと前、90年の来日公演の「眠り」では、勇気の精やダイヤモンドの精を踊っていたし、その後、NHKのキエフシリーズでは「白鳥」のパ・ド・トロワや「ドン・キ」のキトリ、「シンデレラ」のタイトルロール等を踊っているから、もう20年近く見ていることになる。ルジマトフやニーナと同じくらい長いのだから、やはりそろそろトップで踊るのは大変になっていているのかもしれない。そう考えると、今度東京で見るマツァークなどの舞台も楽しみかもしれない。

また、今回踊っていた男性ダンサー達は、ほとんどいずれも開脚のジャンプでは脚が、伸びやかに180度に美しく開いていた。前回の来日でも、キエフのダンサーと言えば、長身、脚長、美形揃いという印象であった。

とにかく、キエフというところは、チラシにもある通り、サラファーノフやラトマンスキー、ドヴォロベンコ&マキシム夫妻、コジョカル、リアブコ等の素晴らしい世界的ダンサーを排出しているバレエダンサーの宝庫なのだから。キエフで育ちマリインスキーに移籍したザハロワなどは、山岸凉子が描いた「アラベスク」のノンナそのままのようなバレリーナで、彼女が漫画のモデルではなく、漫画が彼女の出現を予言したようなものなのだが、30年以上も前にそういう設定をした山岸氏の洞察のいかに鋭いことか。

さらに、マラーホフやロパートキナもウクライナの出身なのだから、かつてオリンピックの棒高跳び選手で金メダルを獲得した世界記録保持者、ウクライナの鳥人ブブカが、「ウクライナ人は骨格が鳥に似ている」と言ったとかいう話も納得できるというものである。 財政的な問題でキエフの優秀なダンサーがこれ以上流出しないでほしいと願うばかりである。

1幕:70分 休憩:20分 2幕:40分 休憩:20分 3幕:20分  
終演:21:30(含カーテン・コール)

余談: 前回もそうだったが、指揮者のコジュハル氏はとても小柄な人で、オケピから挨拶する時、彼の禿頭しか見えなかった。
ロビーではいつものようにプログラムの他にDVDなどが販売されているが、キエフバレエのDVDは現在発売されていないのが残念。売られているのは、マリインスキーやらパリオペなどの「白鳥」とCDばかりであった。

PC故障

先週末からXPの調子が悪くなり、どうもハード・ディスクが壊れた模様。思えばこの5年間弱というもの、酷使し続けてきたものね〜 そろそろ換え時かな、という状態ではあったのだけど、どうやらVISTAをとばしてWindows7になりそうな気配。’7’もやっと昨日発売されたばかりで、私のところにはすぐには回ってきそうもないし。VISTAよりは使いやすいという噂だけど、本当にそうなのだろうか?

当分、ケータイか、代替PCからしか使えないのだが、その代替PCがイマイチで(一応XP)、ネットの接続もできたりできなかったり。せっかくの週末、やっとブログの更新ができるかと思ったのに、どうなることやら。(トホホ) NYCB以後下書きのままでたくさんたまっているし。画像のアップも無理そうである。

この週末は観劇にでも集中したほうがよさそうかな。


パリオペラ座バレエ団 2010年来日公演キャスト決定

DMも来たけれど、NBSのサイトにパリ・オペラ座バレエ団2010年日本公演 のキャストがアップされた。
http://www.nbs.or.jp/blog/1003_parisopera/contents/2009/10/post-3.html

*「シンデレラ」全3幕
                シンデレラ:         映画スター :
3月12日(金) 6:30p.m. アニエス・ルテステュ   ジョゼ・マルティネス
3月13日(土) 1:30p.m. マリ=アニエス・ジロー   カール・パケット
3月13日(土) 6:30p.m. デルフィーヌ・ムッサン   マチュー・ガニオ
3月14日(日) 1:30p.m. マリ=アニエス・ジロー   カール・パケット
3月15日(月) 6:30p.m. デルフィーヌ・ムッサン   マチュー・ガニオ

*「ジゼル」全2幕
               ジゼル:           アルブレヒト :
3月18日(木) 7:00p.m. アニエス・ルテステュ   ジョゼ・マルティネス
3月19日(金) 7:00p.m. ドロテ・ジルベール     マチアス・エイマン
3月20日(土) 1:30p.m. アニエス・ルテステュ   ジョゼ・マルティネス
3月20日(土) 6:30p.m. イザベル・シアラヴォラ  バンジャマン・ペッシュ
3月21日(日・祝)1:30p.m. オレリー・デュポン   ニコラ・ル・リッシュ

【会場】東京文化会館

【入場料(税込)】
S=¥25,000 A=¥22,000 B=¥19,000  C=¥15,000 D=¥11,000 E=¥7,000
エコノミー券=¥6,000 
(2010年2月21日(金)よりイープラスのみで受付。お一人様2枚まで)
学生券=¥3,000 
(2010年2月21日(金)よりNBSのみで受付。25歳までの学生が対象。公演当日、学生証必携)

【チケット発売】
◆「シンデレラ」「ジゼル」2演目セット券:2009年11月7日(土) 10:00〜
◆一斉前売開始:2009年11月21日(土) 10:00〜

【お問い合わせ】NBSチケットセンター:03-3791-8888

う〜ん、マチューはバレエフェスでアルブレヒトをチラッと見せてくれたのに、この公演では「シンデレラ」の方しか出演しないのか〜
オペラ座は(多分)1回ずつしか見ないだろうから、どの日にしようか、本当に迷う。「ジゼル」は誰を見るべきなのか、あんまり好みのダンサーがいないのよね〜 

また、ルグリの公演についてもアップされている。(以下コピペ)
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-151.html
<マニュエル・ルグリの新しき世界>

Aプロ
ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパーコラボレーション[新作初演]

【公演日時】
2010年2月3日(水) 7:00p.m.
2010年2月4日(木) 7:00p.m.

【上演作品】
「ザ・ピクチャー・オブ...」 
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:ヘンリー・パーセル  
出演:マニュエル・ルグリ

「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ 
音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
出演:オレリー・デュポン、フリーデマン・フォーゲル、東京バレエ団

「ホワイト・シャドウ」(世界初演)
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルマン・アマー  
出演:マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ、東京バレエ団

Bプロ
ルグリと輝ける世界のスターたち

【公演日】
2010年2月6日(土) 6:00 p.m.
2010年2月7日(日) 1:30 p.m.
2010年2月8日(月) 6:30 p.m.
2010年2月9日(火) 6:30 p.m.

【上演作品】
演目未定。ルグリとギエムによるパ・ド・ドゥほか、小品で構成されたプログラムを上演。

【出演者】
マニュエル・ルグリ

シルヴィ・ギエム
アニエス・ルテステュ(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
オレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)

パトリック・ド・バナ
フリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ団エトワール)

他、プリンシパル・ダンサー数名を予定

【会場】 ゆうぽうとホール

【入場料(税込)】
Aプロ   S=¥14,000 A=¥12,000
Bプロ   S=¥19,000 A=¥16,000

【前売開始日】 11月28日(土)10:00〜

※2つのプログラムとも、演奏は特別録音によるテープを使用します。
※この情報(出演者、演目、開演時間、料金等)は2009年10月8日現在の予定です。
※より詳細な情報は、10月下旬頃、当ホームページにて発表いたします。

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あ〜、やっぱりBプロは高いのね!
でも、会場もゆうぽうとだし、「ルグリと輝ける仲間たち:冬の陣」みたいな公演じゃないの〜
もう「仲間」とは言えないんだろうけど。
Aプロはルグリ@バナという感じだし。両方行くべきなのだろうか?フォーゲル君(シュツットガルトでは「エトワール」とは言わないでしょう)やオーレリも出るというと悩むわね。おサイフへの打撃も大きくて困る。まだボーナスまでは遠いし。(その前にもらえるのだろうか?)

レニングラード国立バレエの日程

ぼーっとしてたら、いつのまにか光藍社のサイトに、この冬のマールイ公演の全国日程が載っていた。というのも、昨日e+から神戸公演の案内のメールが来たため、そういえば名古屋公演はどうかなと気になっていたので、HPを見てみたのだけど、昨日は一番下まで見たのに気がつかなかったのだ。全国日程はこちら

名古屋公演は以下の通り。

*「白鳥の湖」
2010(平成22)年1月23日(土) 開演/17:00 (開場/16:15)
会 場 愛知県芸術劇場大ホール
料 金 S席¥14,000 A席¥11,000 B席¥9,000 
C席¥7,000 D席5,000 ※学生 ¥3,000(税込)
※学生券は往復ハガキで申込みの上抽選。

一般発売は10/9(金)AM10:00〜
中京テレビ事業:052-957-3333
チケットぴあ:0570-02-9999 (Pコード:398-435)
愛知芸術文化センターPG:052-972-0430
ローソンチケット:0570-084-004 (Lコード:47807)
栄プレチケ92(旧三越PG):052-953-0777
中日サービスセンター:052-263-7282
イープラス:eplus.jp

名古屋公演のキャストはまだHPに載っていない。

神戸の方は今日発売だったようだ。

*1月30日(土)
レニングラード国立バレエ
「くるみ割り人形」(全2幕) 主演:イリーナ・ペレン(予定)

* 1月31日(日)
レニングラード国立バレエ
「白鳥の湖」(全3幕4場) 主演:エカテリーナ・ボルチェンコ(予定)

9/11(金)10:00AMよりネット先行予約も開始!

・会 場 芸術文化センター KOBELCO 大ホール
・開 演 15:00 (開 場 14:15)
・料 金 A \12,000/B \10,000/C \8,000/D \6,000/E \4,000 (最前列はA列 )
・発売日  先行 2009年9月11日(金) 一般 2009年9月13日(日)
・お問合せ 芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255

ペレンの「くるみ」って、今まで見たことないような?
ボルチェンコも見てみたいな〜
名古屋公演のキャストがすごく気になる。

パリオペラ座バレエ団来日公演キャスト

NBSのサイトにも出ているし、DMの速報も届いて、来年3月のパリオペ公演の来日予定ダンサーが発表されている。が、がぁ〜ん!!
 
なんでモロー君が来ないの?
オーレリもニコラも来ないし。プジョルも。

「シンデレラ」全3幕
■公演日:3月12日(金)、13日(土)昼、13日(土)夜、14日(日)、15日(月)
■会場:東京文化会館

[ジゼル」全2幕
■公演日:3月18日(木)、19日(金)、20日(土)昼、20日(土)夜、21日(日・祝)
■会場:東京文化会館

◇予定される来日メンバー

アニエス・ルテステュ(エトワール)
マリ=アニエス・ジロー(エトワール)
クレールマリ・オスタ(エトワール)
デルフィーヌ・ムッサン(エトワール)
エミリー・コゼット(エトワール)
ドロテ・ジルベール(エトワール)
イザベル・シアラヴォラ(エトワール)

ジョゼ・マルティネス(エトワール)
マチュー・ガニオ(エトワール)
バンジャマン・ペッシュ(エトワール)
マチアス・エイマン(エトワール)
カール・パケット(プルミエ・ダンスール)
ステファン・ビュヨン(プルミエ・ダンスール)

男女の数が合ってないけど、誰かが2回踊るってことかしら。それにしても、女性のエトワールって、今9人もいるの?まぁ、女性の場合、産休なんかもあるから数が多い方がいいのかもしれないが。これは速報だし、詳細は10月初旬だそうだけど、あんまり早々と半端な情報は出してほしくない。

「シンデレラ」の方はかなり、ニーナの東京公演と重なっているのが気になる。だからニーナはゆうぽうとなのか!というより、ニーナのチケット発売前に日程だけ発表したのだろうか?でも情報が半端なのよ。12日と14日のニーナのチケットは買うなって言うの?!
あ〜、何となくモーチベーションが下がるわ。何のために祭典会員になったのか。

もう一つ、ルグリとギエムの公演が2月にあるそうだ。この二人がペアを組むのは実に15年ぶりだとか。こちらも同じく詳細は10月下旬発表らしい。タイトルは「マニュエル・ルグリの新しき世界」だそうな。

「聴け!怒濤のロシア音楽!!」 by アンドレイ・アニハーノフ

9月5日(土)  14:30〜  東京芸術劇場大ホール

聴け!怒濤のロシア音楽

チラシでアニハーノフさん指揮のコンサートがあると知り、久しぶりに彼の指揮で音楽を聞きたかったので、迷わずチケットを買ってしまった。東京でバレエのついでにコンサートに行くことはあるが、コンサートが主目的で上京したのは全く初めてである。それにしても、このタイトル!(笑) チラシの花火(?)といい、さすが光藍社〜!

長らくレニングラード国立歌劇場の主席指揮者として、レニ国バレエ公演のほとんどの演目で指揮をしてきたアニハーノフ氏が、その職を退任したのは、ほんの昨年のことである。最後に彼の指揮で私がバレエを見たのは、昨年1月25,26日の「ドン・キホーテ」の舞台であった。ルジファン、マールイファンなら誰でも、彼の退任を心から残念に思ったにちがいない。

バレエでも場面により違うけれど、本当に彼の「怒濤」の音楽を実感したのは、2007年1月東京と大阪でのルジさん最後の「海賊」の舞台だった。(本人はハッキリ最後とは言っていないけど、多分そうだろうと私は思っている) 1幕の奴隷市場での怒濤のパーカッションは、まだ記憶に新しい。あの指揮ぶりといい、フワフワのカリフラワー・ヘア(まりも頭という人もいる)といい、本当に心に残る指揮者だったのだ。
なので、今年1月のマールイ公演は、ルジさんに加えてアニちゃんまでいないという、本当に淋しいものだった。

それで、彼が今回東京ニューシティ管弦楽団の客演指揮者に就任して、また彼の振る音楽が聴けるということは、本当に嬉しいことで、きっと会場には私以外にもルジファンやマールイファンが詰めかけていたに違いないと思う。やっぱり彼が振ってこそ「怒濤!」のロシア音楽なんだから。

プログラムは以下の通り。
(私はバレエは大体買うが、コンサートのプログラムはほとんど買わないので、今回演目以外に解説やアニちゃんの写真&経歴まで載っているミニ冊子が無料で配布されたのはとても嬉しかった)

<第1部>
リムスキー・コルサコフ 「スペイン奇想曲 op.34」
 1.アルボラーダ
 2.変奏曲
 3.アルボラーダ
 4.シェーナとロマの歌
 5.アストリア地方のファンダンゴ
バレエ組曲「白鳥の湖」op.20より抜粋(アニハーノフ編纂)
 1.情景(第2幕 No.10)
 2.パ・ダクシオン(オデットと王子)(第2幕 No.13)
 3.情景:賓客の入場とワルツ(第3幕 No.17)
 4.情景(第3幕 No.18)
 5.パ・ド・ドゥ(第3幕 No.19a)
 6.情景(第3幕 No.24)
 7.間奏曲(第4幕 No.25)
 8.情景(第4幕 No.28)
 9.最後の情景(第4幕 No.29)
<第2部>
ラフマニノフ 「交響曲第2番 ホ短調 op.27」

「スペイン奇想曲」は全く初めて聞く。曲は5つの部分からなっているが、続けて演奏された。中盤やや自分としてはダレてしまったが、最終あたりは、まさに「怒濤」の演奏で、アニちゃん、「のだめ」の片平クンほどじゃないが、ちょっとジャンプしてました。

そして、「白鳥の湖」が素晴らしかった〜
アニハーノフ編纂なので、あちこちカットされている、というか、ハイライトシーンというか。
ミニパンフには曲の番号などが出ているけど、番号なんて普通演奏家しか知らないでしょう。
1のお馴染みの「情景」から始まり、2のパ・ダクシオンは湖畔でオデットと王子の踊るアダージオ。まず美しいハープの音で始まり、コンマスの奏でるソロ・バイオリンの音色が素晴らしかった。目の前にオデット(ザハロワ)と王子(当然ルジさん)の幻影が〜 (実は私この二人の「白鳥」を見てない。涙)

普段、バレエ公演の時は、何気なく聞いているのだけど、この時バイオリンはたった一人で(当たり前なんだけど)、後の全員がピチカートで静かに弦を弾いているのだということを初めて知った。(いつもはオケピの中だし、バレエの方に集中してるからそこまで気がついていなかった)

ここで第3幕に変わるので、ちょっと繋ぎ目が気になるが、バレエを見ない人にはさほど不自然には感じられないかもしれない。ファンファーレに始まり、舞踏会の客人達が入場してワルツを踊る。

4そしてさらにまたファンファーレに続き、オディールとロットバルト登場。妖しい音楽も入り、ここのロットバルトはやっぱりヴェトロフじゃないとね。(一体どこのバレエ団だ)

5のパ・ド・ドゥはグリゴロ版のオデットのヴァリ。こっちの方がマリインスキー版(=レニ国版)より好きなので、やはりここはザハロワに踊ってもらわなければ。そして、王子のヴァリとかお馴染みのコーダじゃなくて、チャイコフスキーパ・ド・ドゥのアダージオの曲に変わる。

ミニ冊子に解説があり、(私は一生懸命メモをとっていたんだけど、ちゃんと後に解説が載ってた)「このパ・ド・ドゥは初演後プリマ・バレリーナのアンナ・ソベシチャンスカヤのために、チャイコフスキーが新たに書き加えたものである。この楽譜は長らく失われていたが1953年にヴァイオリンのためのレペティトゥア(リハーサル用伴奏譜)と第2ヴァイオリンのパート譜が発見され、そこからソ連の作曲家V・シェヴァリーンが復元した。全曲のCDでも省かれることの多い、ちょっと珍しい曲である」とあるので、多分バレエファンじゃないとあまり聞かないメロディなのだろう。これを使用して日の目を見せてくれたバランシン、あんたはエライッ! そして、この曲を選んだのはやはり、バレエ音楽に詳しいアニハーノフならではだろう。私の脳裏には、先日の世界バレエフェスティバルでのシムキンの姿が。(だって、ルジさんて、チャイパド踊ったの見たことないし)

ここからは一気に終盤に向かって、ほぼカットなしくらいで、王妃の踊り、花嫁候補の踊り、オディールの勝利の高笑い、と続き、最後の湖畔の場へ。白鳥達が待っているところに帰ってくるオデットの嘆きの踊り、悪魔の嘲り、王子の後悔と謝罪などが次々に。最後オーケストラが最高に盛り上がる中、オデットと王子が湖に身を投げ(ここはやっぱりシェスタコワ&ルジね)、悪魔の巣窟も崩壊する。夜明けの光と共に呪いから救われ人間の娘に戻る白鳥達。最後は完全にレニ国バージョンで終わるのであった。と、脳内で大妄想してしまった「白鳥の湖」であった。 (団員の数の少ない)ちょっとしたバレエ団ならこれで一つの公演として立派に成り立つような気がした。

バレエを知らない一般の人はどう感じたんだろうな〜 遅れて「白鳥の湖」から入ってきた隣の30代後半くらいの男性は、かなり寝ていて、最後の例の情景のメロディーが大音響でまさに怒濤の如く流れているところで目を覚まして、「こんな白鳥の湖の曲あったっけ」みたいな顔をしていたけど。

第2部のラフマニノフの交響曲第2番は、なぜかピアノ協奏曲と勘違いしていたのだが、これも初めて聞く曲だったし、長かったので、ちょっと睡魔に襲われそうになった。第3楽章では、ふと気がつくとアニちゃんはタクトじゃなく、素手で指揮していたのでアレッ、いつのまに、と思った。彼の手も大きくて、とても白かった。第4楽章では、またタクトを振っていた。やはりラフマニノフらしいなかなか美しい曲で、なぜ今まで聞いたことがなかったのか不思議。CDを探してみようかと思った。

アンコールは、「白鳥の湖」の後横にどけてあったハープが、それも2台も動かされたので、もしやと思ったら、期待通り「くるみ割り人形」だった。でも、これはいい曲がたくさん詰まっているので、そのうちのどれかと思ったら、王子と金平糖の精の、グラン・パ・ド・ドゥのアダージオの曲だった。(ここでの妄想はダンサーを特定するほどではなくて、レジュニナ&ルジさんでも、ヴィシ&ファジェーエフでも、コジョカル&マックレーでも都さん&ジョナサン・コープでもよかった)

なぜか、結局印象に残ったのはバレエ音楽ばかりになってしまったけど、やっぱりアニちゃんは、年に1回くらいは聞きたい指揮者だ。ニュー・シティーとの演奏会、今後も期待したいし、バレエのオケでも振ってくれたらいいと思う。ニューシティーは結構バレエ公演の伴奏が多いので期待したい。

次回のアニハーノフさん指揮のバレエ公演は牧阿佐美バレエ団の「白鳥の湖」のようだ。(以下コピペ)

[日 時] 10月24日(土)14:30、25日(日)14:30 開演

[会 場] ゆうぽうとホール JR五反田駅より徒歩5分

[料 金]  S席:10,000円 A席:8,000円 B席:6,000円 C席:4,000円
      (4歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください。チケットは1人1枚ご用意ください)
[お問い合わせ] TEL03-3360-8251(平日10:00〜18:00)

[チケットご購入] イープラス  楽天チケット

演出・振付/三谷恭三(プティパ/イワノフ/ウエストモーランド版による)
音楽/P.I チャイコフスキー
美術/ボブ・リングウッド
★ 指 揮 A.アニハーノフ
★ 管弦楽 東京ニューシティ管弦楽団
主催/財団法人橘秋子記念財団 後援/東京バレエ協議会

う〜ん、日程的に微妙だし、(牧だし)パスかなぁ、残念。

私の次の「白鳥の湖」は、11月のキエフバレエの名古屋公演。これを楽しみにしておこう。
フィリピエワとシドルスキー主演らしいし。

  

ダンスマガジン10月号

DANCE MAGAZINE10

一見表紙が誰かと思ったら、SHOKOの「ロミオ&ジュリエット」だった。実は私はまだこの人の舞台を見たことがない。この秋のK-Ballet の「ロミジュリ」に出るそうで、公演直前インタビューもあるが、名古屋で踊るのはロベルタ・マルケスの予定なのでまたもや見られそうにない。

速報はまず世界バレエフェスティバルの全幕特別プロ「ドン・キホーテ」。ついこの間見たばかりのような気がするので、本当に早い。「キュートなバジル誕生!」とあるようにダニール・シムキンの写真が目次欄も含めて5枚もある。ダンマガの記事は、「ちょっとほめ過ぎ」と思うようなものが、ままあるが、今回はその文の一つ一つ全てに納得、同感である。今年の世界バレエフェスで圧倒的な注目を集めたのは何と言ってもまず彼である。A,Bプロからガラまで、全てが満足のいく踊りで、幕開けの「ドン・キ」に彼を起用したのは大正解。お祭り気分がさらに盛り上がったのは彼ゆえであろう。
2005年のコンクール(名古屋での最後の「世界バレエ&モダンダンスコンクール」)で初めて見てから4年、彼はその成長した姿を日本中にアピールしたのだ。

ただ、彼を若き日のバリシニコフに例えているけど、(その気持ちはわからないでもないが)私はダンサーを誰か別のダンサーに例えるのはあまり好きではない。バリシニコフはバリシニコフ、シムキンはシムキンである。彼ならではの容姿、テクニック、華奢ながらのダイナミックなパワー、エレガントさ、全て総合してシムキンなのだから。(それは他のダンサーも同じ。似てはいても同じダンサーなんて一人もいない)

あと、吉岡さんのジプシー娘の写真があったのはよかった。キトリの友人の佐伯知香さんも(短いので記憶が弱いが)美しく踊っていたんだな。

それから、(私としてはこっちの方がメインなのだが)「ルジマートフ&レニングラード国立バレエのソリストと・サンクト・ペテルブルグのダンサーたち」(長いよ〜タイトル)、ルジさんの写真が5枚もある(「阿修羅」が1枚しかないのはちょっとさみしいが)上にインタビューも。

で、気になるのが「ミハイロフスキー劇場との契約が今シーズンで切れるので、もしかしたら監督業はこれで終えるかもしれない。・・・そろそろ自分のダンスに戻っていきたいと考えている」というところ。ふ〜ん、まぁ、いつもいい意味でファンを裏切ってくれるお方だから、果たしてどうなるんでしょうねぇ。「踊りに戻りたい」というのは大歓迎だけど。岩田守弘さんと一幕ものの作品を作るそうだ。これはまだ彼のガラなどが続くという予感をさせるので嬉しい。あと、ロシアのコリオグラファーとコラボの予定もあるとか。彼は物語バレエが好きだそうなので、そういう作品ができれば楽しみだけど。(スペインの話が出なかったのはいいことかも?)

また、マイケル・ジャクソンに関する名倉加代子氏&三浦雅士氏の対談の中で、マイケルがエネルギーを一点に集中し、かつ放出するというところで、共通点のあるダンサーとして、バリシニコフ、パトリック・デュポン、熊川哲也の他に、ルジマートフの名前も。二人の意見が一致したのは、名倉さんがルジさんのファンだったからだそうだ。というわけで、若きファルフの「タンゴ」の写真が出ているのが嬉しい。マイケルの話は、それはそれで興味深かった。

もう一つ速報として、ニーナ・アナニアシヴィリのABT最後の舞台が取り上げられているが、カーテン・コールの写真がイマイチ。瀬戸さんならこんな写真は撮らないだろう。「ジゼル」はいいけど。来年の来日公演が待たれる。

あと、NBAの「ゴールデン・バレエ・コー・スター」の写真がたくさん。26日しか見られなかったが、パケットの「ドリーブ組曲」や、タランティエフ夫妻の「ドン・キ」も見たかったな。この公演で超絶だったアルメイダ&ガッティの、コレーラ・バレエ団でのインタビューもあって興味深い。アンヘルもこのバレエ団とともに来日する予定があるようなので、これまた楽しみかも。
同じく出演したオブラスツォーワのインタビューもあるし。結構今号は読み応えがある。

特別企画として、今年は「バレエ・リュス結成100周年」だそうで、多くのバレエ団の関連公演の記事や写真があり、シムキンの「放蕩息子」の小さい写真もある。またハンブルクバレエのニジンスキーガラも扱われ、この夏のバレエフェスのガラで「アルミードの館」を踊ったティアゴ・ボァディンの写真もあり、あの時の感動が蘇る。それにしても、東バの一昨年のフォーキン・プロの写真がやたら多いが、東バはなんでこのバレエ・リュス記念の今年にこのプログラムをやらずに、一昨年やったのだろう。(今年やれば、マラーホフの「薔薇の精」が見られたかもしれないのに)

あと、アダム・クーパーの「兵士の物語」来日直前インタビューがある。
しかし、ちょっと疑問に思ったのが「ダンスマガジン限定スペシャル・イベント」というもの。
9月12日(土)マチネ公演の後に、クーパー、ケンプとの握手会、写真撮影会があるのだが、このイベント参加資格は、ダンスマガジン読者限定販売でS席チケットを購入し、それとダンマガ10月号を持参した人に限るというのだ。先着100名限定で。

確かにチケットは割引で、¥10,500が¥9,500になるというのだが、すでに8月1日に一般発売されているのだから、ファンならとっくに買っているはずで、そんな企画を今頃出すなんて、1ヶ月遅いんじゃないの?アダムのファンならきっと怒るはず。チケットはどの公演日のでもいいそうなので、ファンの中には買い足す人もいるかもしれないけど、それはファンの気持ちを悪用したイベントなのでは?と怒るのは私だけだろうか?

アダム自身はそんなことに関与していないと思うが、6年前の「SWAN」公演のチケットの売り方といい、この商業主義丸出しの売り方には納得しかねるものがあると思う。

興味ある人は
http://eplus.jp/heisi-dm/
に詳細があるそうだが、e+と関連があるのね。チケットあんまり売れていないのかしら?

問い合わせ:
新書館 事業部 ダンスマガジン・イベント係 TEL 03−3811−7727
(受付時間: 平日10:00〜18:00)

2010年ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ公演 

ジャパン・アーツのページにグルジア国立バレエの来日公演詳細が出ている。
(以下コピペ)
*ジゼル Giselle
3月3日(水)  19:00  東京文化会館
3月10日(水) 19:00  ゆうぽうとホール
ジゼル:ニーナ・アナニアシヴィリ アルブレヒト:アンドレイ・ウヴァーロフ

*ロミオとジュリエット Romeo and Juliet
3月5日(金)18:30 東京文化会館
3月12日(金)18:30 ゆうぽうとホール
3月14日(日)15:00 ゆうぽうとホール
ジュリエット:ニーナ・アナニアシヴィリ ロミオ:アンドレイ・ウヴァーロフ
マキューシオ:岩田守弘 ティボルト:イラクリ・バフターゼ

指揮:ザーザ・カルマヘリーゼ / 演奏:東京ニューシティ管弦楽団

【チケット料金 (消費税込み)】 (E席は東京文化会館公演のみ)
S¥19,000 A¥16,000 B¥13,000 C¥10,000 D¥7,000 E¥4,000
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員
S¥18,000 A¥15,000 B¥12,000 C¥9,000 D¥6,300 E¥3,600

【発売日程】

10月4日(日) 10:00a.m. 前売開始
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員:WEB 9月25日(金) ・TEL 9月27日(日)
ジャパン・アーツぴあネット会員:9月28日(月)
*ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売等で満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【お申込み】 
ジャパン・アーツぴあ03-5237-7711

*<東京公演以外>
【2010年 アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ 日本公演スケジュール 】
(◆ロミオとジュリエット ジゼル)
2/24 (水) 愛知県芸術劇場 <問合> 中京テレビ事業 (052)957-3333
2/26 (金) アクトシティ浜松大ホール <問合> 浜松市文化振興財団
(053)451-1114
2/28 (日) びわ湖ホール <問合> しがぎん経済文化センター (077)526-0005
3/07 (日) 兵庫県立芸術文化センター <問合> ytvバレエ公演事務局 
(06)6375-7410

【割引チケット】
≪特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあの電話のみで受付)≫
◎学生席:残券がある場合に限り、12/21(月)10:00より受付いたします。(各ランクの半額 / 夢倶楽部会員の方も、学生券は一般価格の半額です)
社会人学生を除く、公演当日25歳までの学生が対象です。入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合、一般料金との差額をいただくことがございます。)
◎シニア・チケット:65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。必ず事前に電話にてご予約ください。

【注意事項】
★出演者は8月24日現在の予定です。病気、怪我、その他の事情で変更になる場合がございます。最終的な出演者は当日発表とさせていただきます。一旦お求めいただきましたチケットは、公演中止の場合を除きキャンセル・公演日の振替等をお受けいたしかねますので、あらかじめご了承下さい。ご承諾をいただけない場合は、当日券のご利用をお願いいたします。 (売切れの席種は、当日券の販売はございません。)

***********************************************************

今回は名古屋にも来てくれるのが嬉しい。初めてニーナを見たのが92年名古屋ペルミバレエの「白鳥」であった。以後彼女の名古屋での公演は全て見たが、93年のニーナ・ガラ、96年のエイフマンバレエ、2001年のガラ以来実に9年ぶりでは? でも日本で真っ先に見られるのだから嬉しい。まだ中京テレビ事業のHPには詳細が出ていないけど。
今回は、行こうと思えば全公演(日帰りで)行ける会場で、My Princess の多分最後のジゼル、ロミジュリなんだろうけど、さすがに全公演制覇は無理だろうな。

それにしてもジャパン・アーツの、学生やシニアの割引、身障者への配慮はよいと思うが、相変わらす注意事項の所は強気なのね...(もう慣れた?)

「大文字」追っかけ: 京都夏の風物詩(?)

今から5年ほど前の8月16日。 都合で実家への里帰りができなかったため、オットがその数日前に思いついて、京都へ行くことになった。
京都大好き人間の私は今まで(もう数えられないが)50回以上は行っていると思うが、さすがにこんな時期はあまり行ったことがない。とはいえ、一応川床料理も、保津川下りも経験済みだし、どこに行こうか、と思案の末、ちょうど送り火の時期だし、大文字焼きを見てみたい、ということになった。今までTVでしか見たことがなかったので。それも、五山の送り火をできるだけたくさん見てみたい、ということになり、ネットで調べてみたら、それぞれ点火時間が少しづつずれているということがわかった。

大文字は8時ちょうど。妙法は8:10、舟形が8:15、左大文字は8:15、鳥居形が8:20である。
夕方京都駅に着き(それまで一応市内を観光したのだが、どこに行ったのかもう覚えていない)、駅のレストランで早めに夕食を済ませて、駅近くからタクシーに乗ったのが7時半頃。運転手さんに頼んで、大文字ができるだけ近くに見える所へ行ってもらった。
まず賀茂川横の川端通りを北上、その歩道はさすがにすごい人出で、道路も車が混み合ってなかなか進めない。でも、ちょうど8時過ぎた頃に、右側に「大」の字が見えてきて感動した。

運転手さんにはネットからプリントアウトしたものを見せてお願いしてあったので、次は「妙法」の見える地点へ行ってもらった。「酔狂な(あほな)客やなぁ」と心では思っていたかもしれないが、そこはビジネスなので、頑張って急いでくれた。その運転手さんは、夜勤専門なので、飲屋街の酔客しか乗せたことがないそうで、観光地に詳しい昼勤の同僚に携帯で連絡をとって、場所を確認してくれた。(本当は当時すでに運転中は携帯禁止の道路交通法ができていたのだけど、コッソリと)

で、賀茂川沿いはものすごい人出で信号待ちの時間も長く、それ以上行くと遅れるため、(多分)北大路の方へ回り、北山通りを東へ向かうことになった。私達の予定では、京都を北上してから西進のつもりだったのだ。が、それが功を奏して、しばらく行くと、建物の間の通りから、左側に「妙」「法」の字が見えるではないか。私達が喜んでいると、運転手さんが「あれ、後に何か見えますよ」と言うので、振り返ると、船の形が。車を止めてくれて、舟形の写真まで撮ることができた。

その後、宝ヶ池のあたりを回ると、「妙」「法」の字はもう消えていて、その燃えかすのような形が見えるばかりだったので、その後はかなり諦めモードになってしまった。予想通り、左大文字と鳥居形は間に合わず、見ることができなかった。それでも、京都駅付近に戻らなければならないため、市街を南下。送り火見物の帰りらしい浴衣姿の人達やカップルが大勢歩いていた。

そのあたりから、運転手さんはメーターを止めてしまい、京都でもかなり安いと言われているタクシー会社だったのだが、それだけ京都市内を回って、約5,000円くらいで済んでしまった。しかも、変なお願いをして恐縮している私達に、「いや〜、京都に住んでいながら、大文字なんて初めて見ました。いつもは先斗町とかで客待ちしたり運転したりで、見たことなかったんですよ。今日は本当によかった」なんて言ってくれて、リップサービスだったとしても、本当にいい運転手さんだった。6つのうち4つも見られて、私達も大満足だった。

いくら名古屋市などと比べたら面積の小さい京都とはいえ、ほとんどひと回りなのだから、点火時間を入れてもわずか20〜30分で回れるわけがない。次回は是非、左大文字と鳥居形を見てみたいものだ、と思いその日の宿に向かったが、いまだに果たせていない。やっぱりこの時期京都に行くのは難しい。

余談だが、京都駅のレストランでは、7時頃から完全予約制になっており、食事しながら送り火を楽しみたい客は予約しなければならないようだったが、京都市民じゃないし、知らなかった。また、京都タワーもそうだと聞いたが(未確認)、駅の上にある伊勢丹デパートの屋上でも、送り火を見られるらしい。ただし、希望者はあらかじめ申込み、整理券のない人はダメだとか。そこなら5つ(6つ)全部見られるようだが、ちょっと遠いのではないかと思う。やっぱりTVで見るのが楽にはちがいないけど。

そういえば、秋田県大館市では、今年大文字焼きの大の上に点を付けて「犬」文字焼きを行ったとか。こちらに毎日新聞の記事がある。それも、山を余分に焼くのは環境上問題だということで、苦肉の策で、点の部分は照明をつけたのだそうだ。確かに、テレビで見たが、かなり遠くから見れば「犬」に見えるようだけど。その理由は、映画の「HACHI、約束の犬」。日本映画「忠犬ハチ公」の米国版が8月8日に公開されたから。ハチの誕生の地ということで、観光課が何としても「犬」の字にしたかったそうだが、町では賛否両論だったような。

それにしても、この映画、主演はリチャード・ギアで、ギア氏の最後の映画出演作と言われており、日本版は私もはるか昔に見て感動したから見ようと思っていたら、地元の映画館のは吹き替え版ばっかりで、すっかり見る気をなくした。見に行った人が、子供が多くてうるさく、楽しめなかったと言っていた。

もう〜、最近吹き替え版がやたら増えてきて、イヤになる。俳優本人の声が聞きたいのに。日本の声優なんて、数少ないから皆同じ感じになっちゃうじゃない。それなのに近頃、字幕の漢字が読めないバカな観客が増えているとかで吹き替え版の需要が多いとか。ホント迷惑な話だわ。

(と、こういう記事なら早々と書けるのに、まだ世界バレエフェスのガラはおろか、A・Bプロも書きかけで、遅筆の自分が情けないったら...)

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